狩猟見学 その2
犬を山に放ち、それを追いかける。今回はyさんに同行する。
Yさんが飼ってる犬にGPSを首輪に取り付ける。もちろん走行の邪魔にならない・引っかからない様な仕様だ。
急斜面を上る・藪をかき分ける。。。15分もすると段々しんどくなってくる。二回り以上離れているYさんから離される。はぐれたらまずいのでなんとか付いていく。
茂みの中を掻き分けながら歩く。
狩猟ベストがオレンジ色の理由がよくわかった。。。。距離があいてもギリギリわかる。オレンジ色じゃなかったら確実に迷子だった。
「ワン!」と待望の声が。。。
続いて「ワンワンワン!」仲間の猟犬も駆け寄ってくる。皆で一斉に「ワンワンワン」
。。。。
続かない。シーンとなる。
ライフルを構えたYさんも「?」といった雰囲気。。。。全頭戻ってくる。
Yさん「行け!」と猟犬を再度行かせる。またしても同じ個所で鳴く。。。
Yさん「かなり大きなイノシシの場合は犬がビビッて戻ってくることはあるけど、なんか変やな」
以降、犬鳴く⇒戻ってくる⇒犬を行かせるを繰り反す。Yさん角度を変えて様子を見る。
「ダメや。アナグマかタヌキの穴に顔突っ込んどる」とのこと。
残念だけど今日は撤収。だけどいい経験になったなと思ってたらYさんから「これから箱罠に掛かってるイノシシ・鹿を止め刺しするから来る?」
「はい行きます。」二つ返事とはこの事だ。
Yさん自宅近くの箱罠に猪が掛かっている。可愛いサイズとのこと。40kgくらい?シカは別メンバーが止め刺しに行くとのこと。
空気銃で苦しませず止め刺し。目の前で一つの命が消える瞬間をはっきりと見た。色々意見があると思うけど僕は厳かな雰囲気を感じた。
肉を最大限美味く利用し、感謝の念を持って接する。これが供養だと僕は思う。賛否両論あると思う。全ての意見が「ひとつの動物・個体」として感じたことなので全て正しいと思う。
一歳くらいのメス。匂いはあまりない。
続いてオスのシカが止め刺しされた状態で運ばれてきた。立派な角だ。かっこいい。
獣の匂いは少しあるが気にはならない。
気づけばイノシシとシカ、どっちが美味いかなとか料理法は?なんて考えてた。
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