hokuroのブログ

気になる事をつらつらと書きたい

ヌタ場を探そう

今回は割と長文になります。


朝の出勤が早かったので退勤後の昼から近所の山に入って野生動物の痕跡を探してみました。自分が1人で山に入って本当に猟をできるのか試す意味合いを兼ねています。「なんでもかんでも先輩に甘えて教えてもらう人」にはなりたくないのでね。「出来ることは自分から」が基本です



今までは舗装された道路脇から子供との散歩ついでに見える動植物の痕跡を探していましたが、上記目的から今回は遊歩道から外れた場所を歩いてみました。(安全の為クマよけのスズと催涙スプレーを携帯。猟期前日ということもあり、もし下見に来ている猟師さんに「むやみにけもの道を歩かないでください」といわれたら言い訳せず大人しく下山する心づもりでしたが誰にも会いませんでした)


やるからには目標を持たせたいので「ヌタ場」と呼ばれるイノシシの泥浴び場を見つけるのが目標です。ネット情報を鵜呑みにするとイノシシの多い野山には大小差はあれど比較的簡単に見つけられるようです。言い換えるとイノシシがいない山はどんなに探してもヌタ場はないということでしょうか。




さて、近所の見慣れた山といえど油断禁物なので1時間で切り上げと決めて挑みました。嫁はんには「1時間たっても帰ってこなかったら俺の事は諦めてくれ」と伝え、いざ入山。


昨晩雨が降ったこともあるのでぬかるみができていましたが、この日の為に購入したスパイク足袋が本当に役に立ってくれました。スニーカー・長靴だとまず踏ん張り効きそうにない斜面でもなんとか持ちこたえてくれます。けれども一向にヌタ場がない。掘り起し跡は沢山あるのに。ない。ヌタ場。。。ない。。と諦めかけたその時!小さな砂防の中ほどに明らかな泥んこ地帯が有りました。ヌタ場の発見です。目標達成です。(違ってたら本当ごめんなさい)





周辺確認をするとイノシシのものと思われる足跡を発見。けっこうおおきい。




「ちょっと前までイノシシがここにいた」を全身で感じ取れる。足跡からも伝わってくる躍動感。感動とやや恐怖が入交じった変な気分でしたが大満足です。



1年後の今日が猟期前日ですので、それまでに①猟見学②資格取得③解体の習得④必要道具の準備⑤嫁はんの説得

に向けて始動です。

足跡を残してくれたイノシシに感謝です。


長文にお付き合い頂きありがとうございました!